一戸建てマンションリフォームでの違い

マンションだと制限が多いから注意が必要

一戸建とマンションは、様々な点で異なることが多いのですが、リフォームに関しても違いがあります。特に、マンションだと制限が多いので注意が必要です。マンションの天井、壁および床の仕上げ部分(壁紙やその下の石膏ボード等の内装)や、その下の室内に設置されている配線・配管等は専有部といわれる各部屋の所有者の財産とされていますが、さらにその下はコンクリートの躯体となっており、これは共用部といわれるマンションの所有者全員で共有している部分です。専有部分については、各所有者で自由にリフォームすることができますが、共用部については所有者全員の共有財産のため、共用部であるコンクリートの躯体を工事すること(例:たとえば、コンクリート壁を隔てて隣接する部屋どうしを、コンクリートに開口してドアを取り付けて往来できるようにする、また、追い炊き機能付きの給湯器に変更するために必要な給湯管を通すコンクリート壁の穴を大きくする、等)はできない、または、できるとしても特別な許可を得る手続きが必要と管理規約で必ず規定されています。そのため、リフォームにあたっては、管理組合、管理会社と事前に工事内容について十分に確認することが必要となります。さらに特に床のフローリング工事する場合は要注意です。1階の場合はやや制限が緩くなりますが、2階以上の場合は、下階への生活騒音防止・抑制のために、一定以上の遮音性能のあるフローリングを使用することが、やはり管理規約や、それに付属するさらにリフォーム細則に記載されていることが一般的ですので、注意が必要です。また、リフォーム工事を行うにあたって、管理組合(又はその事務代行として管理会社)に、事前に工事範囲・内容、工事期間等を届け出たうえで許可を得ることが必要であり、この許可は工事の1ヶ月前までに行う必要があるとリフォーム細則で定められている場合も少なくありません。また、工事前には事前に隣接する部屋への挨拶と説明は欠かせず、騒音・振動等の苦情があった場合は、(実際は工事業者が主体とはなりますが)入居後の人間関係にも影響することにもなりかねませんので、きちんと対応するといった、様々な注意が必要です。

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